ヤマハWR-Fのシャシーを流用!Electric MotionがリヨンモーターショーでEP01エンデューロコンセプトを公開

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最近、冬の寒さが少しずつ和らいできて「そろそろ林道でも走りに行くか」なんて気持ちが出てきた人も多いんじゃないかな。とはいえ、この時期ってまだ山の奥はぬかるんでたり凍結してたりするから、エンデューロ系のバイクで攻めるには慎重に行きたいところ。そんなオフロード欲がじわじわ高まってきたタイミングで、ちょっと気になるニュースが入ってきた。トライアル用電動バイクで知られるフランスのElectric Motion(以下EM)が、リヨンモーターショーで公道走行可能なエンデューロバイクのプロトタイプ「EP01」を発表したんだ。

ヤマハのWR-Fシャシーを使ってガチなエンデューロ電動バイクを作ってきた

EMといえば、これまでトライアル競技に特化した電動バイクを作ってきたメーカー。オフロード界隈の人なら「Epure」シリーズを知ってる人もいるかもしれない。そのEMが今回発表したEP01は、なんとヤマハのWR-F系シャシーをベースに作られた電動エンデューロバイクだ。公道走行も想定した「ロードリーガル」なプロトタイプということで、ガチのエンデューロ競技だけじゃなく、林道ツーリングやデュアルパーパス的な使い方も視野に入れてる感じがする。

まだ詳細なスペックは明かされていないけど、EMはすでにEpureシリーズで培ってきた電動パワートレインの技術を持ってるから、EP01にもそのノウハウが注ぎ込まれるはず。ヤマハのWR-Fといえば、競技ベースとして世界中のエンデューロライダーに使われてきた信頼性抜群のプラットフォーム。そこに電動システムを組み合わせるというアプローチは、「イチから電動車を設計する」よりも現実的かつ理にかなってる。車体の動き自体は実証済みで、あとはパワーユニットの熟成に集中できるわけだから。リヨンモーターショーでの反応も上々だったようで、欧州のエンデューロコミュニティの注目度はかなり高い。

日本で乗れる日は来るのか、そして免許区分はどうなる?

さて、ここからが日本に住む自分たちにとって気になる部分。まず免許区分の話をしておきたい。EP01はエンデューロバイクという性格上、出力はそれなりにあると思われる。EMのEpureシリーズはモーター出力が概ね6〜11kW前後のモデルが多かったけど、公道仕様のエンデューロとなれば普通二輪(400cc以下相当)か大型二輪の区分になる可能性が高い。日本の電動バイクの免許区分はモーターの定格出力で決まるので、正式スペックが出てからじゃないと確定は言えないんだけど、ガチエンデューロ系であれば少なくとも普通二輪以上は必要になりそうだ。

競合という意味では、日本で今すぐ買える競合EV、たとえばHonda EM1 e:やKawasaki Ninja e-1なんかは街乗り・通勤志向が強くて、オフロード性能を競うような土俵には立っていない。KTMのFreeride E-XCやGasGasのEC Electric系がオフロード電動では有力どころだけど、日本での正規販売は限られてるし流通量も少ない。EP01が仮に日本上陸するとしたら、そのポジションはかなり独自性がある。価格については、EMのEpureシリーズが欧州で100万円台後半〜200万円超のレンジで販売されていることを踏まえると、EP01も200万円前後かそれ以上になるんじゃないかと予想してる。決して安くはないけど、本気でオフロード電動を探してる層にとっては、選択肢が増えること自体がうれしいはず。

個人的には、ヤマハのシャシーを使うというアプローチが一番刺さった。WR-Fのあの軽快な動きはそのままに、エンジン音なしで林道を抜けていく体験って、想像するだけでちょっとゾクゾクする。冬の寒さで鈍ったバッテリーがどう影響するかとか、充電インフラが整っていない山奥での航続距離とか、実用上の課題は確かにある。でも、EMがトライアルで積んできた電動技術とヤマハのシャシー設計が組み合わさったとき、何が生まれるのかは純粋に楽しみだと思ってる。プロトタイプから市販モデルへの道のりがどうなるか、続報を待ちたい。

この記事はMCNの報道を元に、日本市場の視点から独自に考察・編集したものです。MCN

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