Sena Prism 2登場、インカム音声を映像に直接記録できるアクションカメラの中身

パーツのイメージを示すデフォルメイラスト(2.5Dアイソメトリック) ニューモデル・業界ニュース
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Senaが新型アクションカメラ「Prism 2」を発表した。最大の特徴はSenaのMeshインカム通話をカメラ本体に直接録音できる点で、グループツーリングの会話ごと映像に残せる。4K30fpsの撮影・IPX7防水・20メガピクセル静止画といった基本性能も備え、価格は349ドル(海外発表時点)。日本のライダーにとっては「インカム音声とアクション映像を別々に録って後で同期する手間」を省ける選択肢が増えたという話になる。

ツーリング動画を編集したことがある人ならわかると思うけど、映像はGoProで撮って、音声はインカムのBluetooth経由でスマホに録音して、あとで手作業で同期させる……という工程、地味に面倒なんですよね。仲間内で走った時の会話が動画の一番の見どころだったりするのに、そこが一番手間がかかるという矛盾。Senaが今回投入したPrism 2は、その面倒くささに正面から向き合った製品らしい。

Meshインカムの会話をそのまま映像に焼き込む仕組み

Prism 2はSenaのMeshネットワークに自らカメラとして参加し、複数ライダーの会話を直接ビデオファイルに録音する。Open MeshとGroup Meshの両方に対応し、Mesh Intercom 2.0・3.0もサポート。チャンネルもライダー側で選べるとのことなので、グループの誰かが会話しているのを漏らさず録れる設計のようだ。音声はステレオAAC・48kHzで記録され、風切り音対策として「Advanced Noise Control」という機能も搭載しているという。ソースによれば左右チャンネルを独立して割り当てられる機能もあるとのことで、これは実際にグループライドの動画を作る人には地味に嬉しいポイントだと思う。

もちろんカメラ内蔵マイクやペアリングしたBluetoothヘッドセットからの録音にも対応しているので、Meshを使っていないソロツーリングでも普通のアクションカメラとして機能する。

スペックはGoProクラス、ただし高フレームレートは手ブレ補正非対応

映像面のスペックは4K Ultra HDが30fpsまで、電子式手ブレ補正(EIS)付き。レンズはf/2.0でSony製IMX317センサーを採用し、視野角165度を4段階で調整できる。4K以下では2.7Kが60/30fps、1080pが120/60/30fps、720pが120/60fpsまで対応し、すべてH.264でエンコードされる。静止画は最大20メガピクセル。

ただし注意点として、EISは全モードで効くわけではなく、4K30・2.7K30・1080p60・1080p30・720p60でのみ有効。つまり各解像度で一番速いフレームレート(2.7K60・1080p120・720p120)は手ブレ補正なしで撮ることになる。バイク搭載時のエンジン振動を考えると、ここは選ぶ設定によって仕上がりの印象がかなり変わりそうな部分だ。

バッテリーは1650mAhのリチウムポリマーで公称4時間の連続記録が可能、充電は2.5時間。予備バッテリーとデュアル充電器が同梱される。記録媒体はU3以上のmicroSDカードで別売り。本体重量は約153g、サイズは約73×50×32mm、動作温度は-20℃〜55℃とされている。マウントはマグネット式のクイックマウントを採用し、ハンドルバーマウントや延長アーム、粘着マウント各種が付属するので、位置を素早く変えられるのも実用的なポイントだ。セットアップ用に背面2.4インチ・前面1.4インチのタッチスクリーンを備え、専用アプリ「Sena Camera+」との連携やBluetooth 5.2でのヘッドセットペアリングにも対応する。

日本のツーリングライダーにとっての選択肢としての位置づけ

日本ではGoProやInsta360といった汎用アクションカメラに加え、SenaやB+COMのインカムを別途装着してツーリング動画を撮っている人が多いはずだ。Prism 2はその「カメラ+インカム」の二重構成を一台にまとめられる点が独自性で、既にSenaのMeshインカムを使っているグループには刺さりやすい設計だと思う。逆に言えば、この恩恵をフルに受けられるのは同乗者も含めてSenaのMesh対応インカムで揃っている場合に限られる点は留意したい。

国内での取り扱い・価格・発売時期については、この記事の時点でSena公式や国内代理店からのアナウンスは確認できていないため、購入を検討する場合は各正規販売チャネルや代理店の最新情報を確認してほしい。海外発表時点の349ドルという価格帯は、GoProの上位モデルと同程度かやや安い水準にあたるため、インカム機能込みで考えれば決して高くない部類と言えそうだ。

秋は紅葉ツーリングで長距離グループ走行が増える時期でもあるので、映像と会話をまとめて残せる機材への関心が高まるタイミングではある。カメラとインカムの組み合わせを見直すなら、シーズン前に情報を整理しておくのも一つの手だろう。

※画像は記事内容に基づくAI生成イメージ(2.5Dデフォルメ)であり、実在の車両・機構とは異なります

この記事はUltimateMCの報道を元に、日本市場の視点から独自に考察・編集したものです。UltimateMC

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